会長 和田 恵美子
近森リハビリテーション病院 院長
第49回中国四国リハビリテーション医学研究会および第44回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会を令和元年12月1日(日)に高知大学岡豊キャンパスにて開催させていただくことになりました。回復期リハビリテーションの専門病院として近森リハビリテーション病院が開院したのは平成元年12月1日なので、ちょうど30周年の節目に当たります。区切りの年にこのような機会を与えていただき、会員の皆様に感謝いたします。年末のお忙しい時期だとはおもいますが、ぜひ本会へのご参加をお願い申し上げます。
現在リハビリテーション医療はロボットや磁気刺激、電気刺激などの最新の機器が実際の臨床場面で使用されるようになり、画像診断や治療が進歩し新たな知見がでてきています。その中で私たちは回復期リハビリテーション病院として脳卒中医療のリハビリテーションに焦点をあて、教育研修講演2演題を予定しました。浜松市リハビリテーション病院の病院長藤島一郎先生に「嚥下障害のトピックスおよび地域の連携について」と題して嚥下障害についての話題を、また畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの森岡周教授には「半側空間無視の病態メカニズムとリハビリテーション 特に歩行時に出現する症状の解釈」と題して講演をしていただきます。一般演題も研究会および地方会で広く募集しておりますのでふるってご応募ください。
会場の高知大学は高知駅、高知空港から車で20分の位置にあり、龍河洞、牧野植物園などの観光地までも足が伸ばしやすい場所です。ぜひご家族でお出かけください。
近森リハビリテーション病院としては始めての本会の開催になります。みなさまに有意義な会にしていただけるようただいま準備を進めております。スタッフ一同、みなさまのご来高、心よりお待ちいたしております。