第57回中国四国リハビリテーション医学研究会ならびに第52回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会を山口市で開催させていただきますこと、大変光栄に存じます。
現在、リハビリテーション医学・医療の役割は重要性を増しており、再生医療から介護や福祉の領域にいたるまで、その守備範囲は多岐にわたってきております。知識のアップデートの場として、また個々の症例を大事にご発表頂き討議できる貴重な場として、ご参加いただく皆様に少しでも益となればと考えております。
本会では運動器リハビリテーションに焦点を当て、教育研修講演2演題を予定させていただきました。大阪医科薬科大学・総合医学講座・リハビリテーション医学教室 佐浦隆一教授に「バイオ・J A K阻害薬時代の関節リウマチのリハビリテーション医療」と題して関節リウマチに関する話題を、また令和6年4月に周南公立大学・人間健康科学部・スポーツ健康科学科 小笠博義教授に「リハビリテーションスタッフに知ってもらいたい成長期のスポーツ外傷と障害」と題してご講演を賜ります。
12月の山口市は盆地ゆえ寒さが厳しく、中四国各地からのアクセスも良いとは言えません。寒さを吹き飛ばすような熱い発表・議論を交わして、有意義な会にさせていただくべく、スタッフ一同鋭意準備を進めております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
大会長 山口大学医学部附属病院リハビリテーション部 坂井孝司