第58回中国四国リハビリテーション医学研究会および第53回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会を高知で開催させていただきますことを、大変光栄に存じます。
本会では、地域医療の現場で活躍される先生方やセラピストの皆様にお集まりいただき、最新の研究成果や臨床の実践的な知見を共有する機会を提供したいと考えております。リハビリテーション医療は多職種連携による包括的なアプローチが不可欠であり、その実践をより深化させるための議論を行える場となることを目指しております。また、四国・中国地方の医療現場における特色や課題を改めて見つめ直し、次の世代に向けたリハビリテーション医療の発展につなげる契機にしたいと願っております。
教育研修講演として、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター小児整形外科部長 金城 健先生に「小児痙縮治療戦略におけるSDRの役割 チームアプローチと術後リハビリテーション治療の重要性」について、東京湾岸リハビリテーション病院院長 近藤 国嗣先生に「災害時のリハビリテーション支援体制と活動の実際」について御講演を賜ります。またランチョンセミナーとして、産業医科大学若松病院リハビリテーション科診療科長 蜂須賀 明子先生に、「ボツリヌス療法の多様な治療戦略を考える ―大学病院・一般病院・回復期および療養病院にて―」の御講演をお願いしています。高知で複数のテーマに関する魅力的な御講演を拝聴できることを楽しみにしております。
当日は多くの皆様にご参加いただき、実り多い会となりますよう、スタッフ一同鋭意準備を進めております。高知はアクセスが悪いですが、酒と肴には自信がありますので、是非前日入りでご堪能下さい。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
第58回中国四国リハビリテーション医学研究会
第53回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会
会長 泉 仁